【目次からあらすじを推測してみた】ビジネススキル本「東大教授が教える知的に考える練習」
少し変わった目線で本を紹介します@swaです。
仕事の生産性をあげる上で知識をつけていくことは非常に重要です。今ではネットで色々な情報が手に入る時代ですが、ネットの情報は断片的に記載されている情報も多いです。
内容がまとまった状態で学びたい
というニーズを求めて本を読む人も多いのではないでしょうか。
しかし本は非常に大量に存在しています。Googleによると2010年8月時点でおよそ1.3億冊の書籍があるそうで、読みたい本を探すのも大変です。
そこで今回は効率良く本を探すための手段を考えたいと思います。ふだん本を探すときに、まずはタイトルをなんとなく見ると思うのですが、実はその後の目次に大切なことが記載されていることが多いです。
本記事では、タイトル+目次の情報から本の内容(あらすじ)をどこまで推測できるか?を検証してみたいと思います。具体的には「推測」し、どういう「過程」で推測したかを振り返り、最後に内容が正しいかを実物や口コミから「確認」する手順で進めます。本を紹介するというよりも思考の訓練に近いかもしれません。
「東大教授が教える知的に考える練習」の内容を目次から推測
早速、目次から推測してみます。今回の本はこちらで、5章で構成されています。詳しい目次はHPなどを参考にお願いします。
「東大教授が教える知的に考える練習」あらすじ推測内容
情報がたくさんあり混乱する時代では、頭を使って知的に考えることが必要(1章)。そのためには、まず情報を集める網を張り(2章)、なんとなく情報を頭の中に流しとどめていく(4章)。流した内容の質を理解し(2章)、知的に整理をしていくことで(3章)、おのずと知性として身につき、知的に考えることができる(5章)。(150字)
「東大教授が教える知的に考える練習」推測過程
この本はいわゆる「ハウツー本」に当たると想像できます。知的に考えるためにどのような手順を実践(して練習)すればよいのか?が書かれているはずです。ただその前に、ハウツーを実践するそもそもの必要性を書かないと読者に伝わりません。1章など最初の章にはその必要性が書かれることが多いです。
2章以降ですが、目次を見てる途中に「アイデアのつくり方」という本に考え方が非常に近いと理解することができました(以前本ブログでも紹介しています)。
この本の中では、色々と情報を集めて組み合わせなど試行錯誤した上で、最後にユーレ力(ひらめき)でアイデアを思いつくと書かれているのですが、それがこの本の「熟成し、やがて知性に変わる」という流れに似ていると考えました。
「東大教授が教える知的に考える練習」推測内容を確認
amazonのレビューは転載NGと判明し、確認する根拠に使えないことが分かりました。
そこで書評レビューを描いていただいている方がいたので参考にさせていただきます。
内容を見ると、swaの要約は概ね当たっていそうです。それに加えて、受け手が理解しやすい情報を正解として残していくことが大切だということが分かりました。網を張る方法や、整理をしていく方法について具体的に学びたい場合に、改めて本を読むことの重要性が理解できます。
「東大教授が教える知的に考える練習」個人的な感想
「知的に考える練習」は東大の教授が書かれた本であり、この本は研究が十分にされおり信憑性が高い情報が多く存在すると思います。
そういった内容が広告代理の仕事を行って実践してきた現場での経験に基づいた内容と似ていることが非常に面白いのではないかと思いました。
知識を吸収する方法を体系的に理解したい人が読むのにオススメできると感じました。
本がたくさんあって読みたい本が選べない・・・
そんな人はぜひ参考にしてみてください。
番外:知識羅列系は内容を推測する必要がない
下記のような「50選」など情報が羅列されている場合には、よほど内容がしっかり構成されていない限り、順番に読んでいくのは難しいです。このような本は、読み進めるというよりも、手元に置いておき辞書的に活用したり、先ほどの「知的に考える練習」のように知識としてなんとなく留めておき、再活用したりするのが望ましいでしょう。
他にも「仕事術」「教科書」など表現がある場合には同様であることが多いです。
なお辞書的に使う場合、kindleなど電子書籍で購入すればOCRで文字認識されていると検索もできるので便利です。ただ、本の中の色々な情報を並行して見たい場合には紙の書籍が有効だと感じます。