ケアレスミスをなくす方法、その本質を原因から読みとく
ミスはつきもの@swaです。
仕事でケアレスミスをすることは少なくありません。ミスをしたことを嘆くよりも、
- ミスからどう立て直すか
- 今後ミスしないようにするにはどうするか
を考える方がずっと成長できます。
ケアレスミスについては既に色々と記事が書かれています。「仕事でケアレスミスをなくす〜〜の方法」「ケアレスミスをなくす仕事術」のようなタイトルの記事はいくつも見られます。
ただよくよく見ると、どれもミスを無くすために努力する事象が注目されており、本来なくすためにどのようなことを考えれば良いか?について触れられている記事がないように感じました。ここではケアレスミスの原因を考えた上で、どのようなミスがあり、どう対処していくかを話したいと思います。
ケアレスミスの原因は「正しいことが共有できていない」の1つだけです
正しいと分かっていれば、ミスは防げます。ここから置かれる状況によって幾つか分類することができるので、次にその内容をミスの度合いが小さい順に書いていきます。ミスの種類によっても、考えることは違ってきます。
ケアレスミスの原因その1:正しい内容を理解していたが、実施する際に間違えた
メモなどをしていても、思い込みで間違えるという可能性はあります。もっとも簡易的なミスです。これをなくすためには、ダブルチェックをするしかありません。ダブルチェックの方法も幾つかあります。
- 他人にチェックしてもらう
- プリントアウトしてみる(紙とデータ)
- 指差しチェックする(目だけでなく手を使う)
- 声に出して読んでみる(目だけでなく口を使う)
- 寝て起きてから考える(昨日までの自分と当日の自分)
特に寝るのは案外有効です。swaは重要なメールを送信する際には翌日起きてから再度確認して、問題ないか判断した上で送信するようにしています。当日に送る場合にも、別の業務を行うなど極力時間を空け、ミスを回避するようにしています。
ケアレスミスの原因その2:間違った内容で理解していて、正しい内容に気づけなかった(別の誰かが正解を知っていた)
正しい内容が自分の中であやふやになっている時もこれに当たります。このミスについてはメモを取っていないことが直接の原因になることが多いです。なくすための対策はメモを取る他にも、正しい内容を知っている人(上司)に確認することで防げるでしょう。確認する時間も限られているので、作業を振られた時に懸念する内容を聞いておける準備をすることも大切です。
ケアレスミスの原因その3:間違った内容のままの理解になっていた(誰も正しい事実を知らなかった)
ケアレスミスと呼んでいいのか謎ですが、稀にこう言う事が起きることもあります。もしかしたら今までは正しいと認識されていた「過去のしがらみ」である可能性もあります。このミスについてはどうしようもなく、必要なければその場で変更していくことも必要になってくるでしょう。
このように分けると、ミスをした時にどう動けば良いかも整理できてきます。下記手順を踏めばミスの大半はなくすことができるはずです。
- まず、何を間違えたかを明確にする
- 正しいことを誰が理解できていたのかを把握する
- 次起こらないようにどのように行動するかを判断する
ミスを100%なくすことは不可能です。
ミスをなくす努力をして、手戻りを少なくするように工夫をしていきましょう。